大事にされなかった生き方、大切に守られる女

世間のどこにでもある女の人生、泣き笑いしながらのそれを書く

随筆、詩を書こうと思います。
大事にされなかった人生、大切に守られているいまの人生、明日はわからないけれど、それを書くこの作品は残そうと思います。

随筆「薄夜」

      蠅
(ハエ一匹見逃さないように)、国営放送かなんか知らんが、そこで、ロシア国の大統領が吐いた言葉のようだ。人間をハエと呼ぶ、自分の国の人間にもそう思っているのだろう。
私は(国の軍事力は自国民へむけられる)、よく、こう書いた。この大統領ならそんなのは平気なようだ。いまミャンマーでやっていることはそれの代表的なものである。そこの国の法律になにがあるのか知らんが自分の国の人間を遠慮なく殺している。この日本にもそんな法律があるのだろうか。
絶対に無いとは信じてないが、それをやられてはどうしょうもないと諦めている。それこそ、日本人の生命と財産はおのおので守れることはない。


人間をハエにしてしまう、この憎悪、それは人間の本能である。現代医療で脳の中のそんな部分を取り去ったら良いと思うが、それどころか、繁栄と共にますます肥大化していく。これは貧困でせめぎ合っている世界で生まれているものでない。贅沢でぼけた脳みそがこの機能を拡大させているのだ。
金持ちの自分が喰っているご馳走にハエ一匹とまるとその料理は捨ててしまうだろう。金持ちとはそんなものである。だから、その冷暖房完備住居は密封性をたかめハエも入らないようにしている。コロナ時代になり空気清浄器を置くものもいる。
こんなの貧乏人にはやれない。ほとんどの人類はハエと一緒に食事している。それでも三食は食べていない。また餓死者もおおい。資本主義国の貧富の格差というものでこれはよく起こる。


ロシアのなんとか主義はそれを絶滅させようと始めたのではないのかな。そう簡単な思想でもなかったので多くの餓死者も出した。それと、自国の軍事力を国民へむけこの弾圧で多くを殺した。あれで犠牲になった人間たちは国家からハエのように思われていたのだろうな。金持ちの食卓になんの興味もない。好きなだけ喰って脳を肥満さればいい。そこの窓の外を飛んでいる貧民はハエに見えるようだな。いいだろう、その屋敷は完全密封すればよい。そして、吸う空気にも格差というのをもたせればよい。
だが、そんな地球になるわけがない。

×

非ログインユーザーとして返信する