大事にされなかった生き方、大切に守られる女

世間のどこにでもある女の人生、泣き笑いしながらのそれを書く

随筆、詩を書こうと思います。
大事にされなかった人生、大切に守られているいまの人生、明日はわからないけれど、それを書くこの作品は残そうと思います。

随筆「薄夜」

         石器時代
むかし、どこかのバカが空爆で北ヴェトナムを(石器時代に戻してやる)と言ったことがある。そいつはドレスデンや東京でもそうしようとした。
いま、ウクライナがそうなろうとしている。


しかし人間がいる限り、今日のように東京などは世界一の都市になった。原爆の広島だって七っ川の流れる美しい町に再生した。また、空爆だけで人間はいなくならない。


だが、そのバカいた時代に原水爆は北ヴェトナムに落とせた。なんでそうしなかったのか理由は知らんが米国は負けた。
その教訓をロシアは知っているのだろうか。


ヒロシマに使用した原爆はまだ玩具に近かったがいまは一千倍もの威力ある物を使える。こんなのを数発も落とせば、それこそ、敵国人誰一人いない死の大地になろう。しかし、これをやらんかったらウクライナの人たちはすぐに復興する。
いま、よその土地でやっている破壊では、むかし、どこかのバカがやったあの無駄骨とおなじことだ。せっかく歴史の教訓があるのにロシア人は勉強せんようだな。


もう一つ、歴史の教訓からは、学ばなければならない大事なものがある。
見知らぬ土地に連れて行かれ若い兵士たちは命をおとす。その死者たちは母国へ貢献したと墓の下で言うだろうか。無駄骨と知りながら他国の人間を殺戮するだろうか。いま、ロシアの兵隊たちは見知らぬ土地で重い十字架を背負ってはいないだろうか。


よその土地を、石器時代にしてやる、とは、信じられない人間の言葉である。

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