奇形生物
午後、番組の途中でロシアの軍事行動を伝えた。それはやらんだろうとか、いや始める、この予想は世界でやっていた。私は人間の自制心などまったく信じてないと昨日ここに書いた。米国は軍事的監視システムからそれはやるだろうと判断をしていた。このシステムは全面的核戦争にも用いられている。
それをやれば地球大気は全部宇宙に飛び出る、と、以前から私は書いている。

ウクライナの件でそんなことにならないのか、これも世界はさまざまに予想をしているに違いない。先の二度ほどの幼稚な、あの世界大戦であれば気楽に予想で遊ぶこともできたが、昨日も書いたように東京上空に白い火球が現れれば人生もそれで終わる。現代はそんな戦争ができる。

ロシアはそんな戦争にはならないと、そう踏み切ったようだが事前の協議でもあったのだろうか。こうでなければ核大国の正規軍は動かせない。
そんな事はやっていないと言うなら、いつか、世界人類は溶けていなくなるだろう。

私はキューバ危機で人類と核の時代というのを書くのをやめた。それから先は書かなくとも解かるからそうした。人間はますます愚かになるからそんな作品など書いても仕方ないだろう。人類は賢くなるから危機からは救われるという映画も作るが笑うしかない。それどころか賢いことなど一つもやってない。

核武装は国家の基本理念であるとしているようだが、抑止力というのがどんな理屈で誤魔化されようがそこには最悪の人間本質しかない。
「いいから撃ってみろ」、作品『神曲』の中で書いたその言葉だけは信じられる。