大事にされなかった生き方、大切に守られる女

世間のどこにでもある女の人生、泣き笑いしながらのそれを書く

随筆、詩を書こうと思います。
大事にされなかった人生、大切に守られているいまの人生、明日はわからないけれど、それを書くこの作品は残そうと思います。

随筆「薄夜」

          顔
文章というのは嘘が書けるが、それで演技をするのはむつかしい。
日本の国会議員たちの討論会をテレビで視聴するファンでないが、ほかのくだらん番組を観るのもバカらしいから、インターネットを触っているときはこれをながしているときもある。でも、うるさいだけで音を消すこともある。
どれもこれもうまく喋べれる。アナウンサー教室にでも通ったのだろう。街頭で選挙の票を集める欠かせない芸当であるから、政治の道はここから始まる。
喋るのではなく、韓国の大統領候補の、その一人は演説会場で片足をおおきく蹴り上げていた。そこにいた有権者は歓声をあげ大喜びしていた。もう一人の候補者も全身でオーバーなジェスチャーをやっていたが、これも何をしているのか意味がわからない。


ロシア大統領が国営テレビでよく演説をやっている。軍隊をよその土地で動かしている最中だから演技どころでない。それでもやろうとすれば嘘は言えるかもしれない。だが、この人の顔はただ深刻にみえる。日本の国会のように楽しそうではない。


米国の大統領の顔はあかるい。
ウクライナの人たちの表情はどうだろうか。


人間はどんな顔をして地球で生きればいいのだろうか。バカTV局は国民を笑顔にしようとくだらん番組を制作する。こんな国家もどこかにあるだろう。
あらゆるものが深刻な状態になっていく地球で、人間はどんな顔で生きればいいのだろうか。滅んでいく動物たちの表情が参考になるかもしれない。

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