随筆「薄夜」
狂気
ロシアはどこまですれば納得をするのだろうか。武力による政治侵攻みたいなのをやっているが、ウクライナをどうしたいのかはよく判らない。なにかに腹が立ったから懲らしめをやっているだけだろうか。
西側との核の均衡とか、そんなのも聞こえてくるがミサイルの飛距離はウクライナ一つが有ろうが無かろうが関係ない。
ベラルーシも侵攻してくるからそこも経済制裁する。こんな記事も出ている。そこはロシアからICBMを借りようとしていると、なんの為にそんな物がいるのかさっぱりわからん。
ウクライナのなにかに腹が立ち懲らしめをやっている。そう考えればこちらも納得できる。その、何かも、近々わかる。
シリアでやった事はそうむつかしものではないが、ここには浅い意味がたくさん見える。
いまでも他人の土地で軍事行動がやれるというのは国際法がそれを許可しているからだろうか。ハーグという所に裁判所もあるが、そこで有罪となればどんな処罰が下るのだろうか。ウクライナで百人かなにかが死んでいる。そんなに死人が出て有罪となれば死刑である。戦争法というのがあるらしいがそこでの殺戮は合法ということかな。子供が死んだと保険省は発表している。それが兵隊なら戦死となる。
そんな馬鹿なことがあるかい。
人道にそむいた罪、原爆投下のあとこれを問おうしたが、世界は知らん顔をした。戦争だから何をやってもよい、らしい。
軍事施設だけなくソ連の都市のなにもかもを好きなように核攻撃する。これは冷戦のとき米国のだれかが発表した。
こんなルールも人間はつくれる。しかも、だれの許しもいらなかった。