夏草たちのトカチ
北海道・十勝、季節は春から夏
雪が解け草花たちが顔を出す
畑の耕しが始まる、わが家にトラクターはなく馬で耕す
父が酒飲みで免許を取るのを母が反対し、母が免許を取る
そのうち中古のジープを買い農機具を付け耕してた
一人てお留守番
犬や猫がいたので淋しくはなかった
借りてきたトラックで少し離れた畑に連れてってくれた犬と猫も一緒に
向かいからトラックがきた猫は飛んで逃げたが犬はどんくさいのか、ひかれてしまう
慌てて家に帰り犬の様子をみた、クンクンと泣いてた、後ろ足を怪我していた
お手伝いに来てる人たち
畑で小豆・馬鈴薯・デントコーン等いろいろ作っていた
十人近く来てたと思う、お昼ご飯の時は賑やかだった
一服のときおやつを出す、ある日お腹がすいたわたしは、おやつに出すパンを食べてしまう
おやつの時間がきた、パンが一つ足りない、おばさん達は笑ってたが親に叱られた
畑のまわり
沢山の花が咲いてる、特にアカツメクサとシロツメクサをおぼえてる
(前にシロツメクサ・白詰草のことは書いてます)
親に教えてもらい花の先を少し摘み取り吸うと甘かった
花輪を作ってもらい喜んたが、後ろに馬がいて食べられてしまう
馬は美味しそうに食べ、泣きわめくわたしに、また作ってあげるからね、と言われ納得した
淋しくて
暗くなり両親を探しにため池のある畑に向かったが、誰も居なくどうしたらよいか迷ってた
親戚中で探し回る、直ぐ居場所がわかり見つかった
両親もいて安心したのを覚えてる
幸運のシンボル
幼いわたしは、四つ葉のクローバーを探すも中々見つけられず
あちこち探しまわった、簡単に見つからないよと言われショックだった
すべて四つ葉のクローバーに見えてしまった
馬なら知っていると思い聞きにいった
藤本明美